英検2級試験日の朝、「大事件」がわが家に起こってしまったのです。わたしが少し遅くに起きて1階の部屋に下りていくと、妻がぼうぜんとした様子で床に座りこんでいます。「どうしたの?」ドルキーが死んじゃったの。」「えー。3級合格の時に買ったあのミルキーです。きのうまで元気で、娘の手の上でチョコチョコしていたのに。世話をしていた妻は大ショック。娘はどうでしょう。まだ寝ていますから、ミルキーのことは知りません。ほかの日ならまだしも、試験の日なのが心配です。「娘に試験から帰ってくるまで黙ってる?」「そんな必要ないと思う。娘はケロッとしてるわよ。」妻が答えました。そう言われれば、そうかもしれません。娘は同じようにかわいがっていたグッピーが死んだ時も、悲しんでいたのは一瞬で、「次はいつ買うの?」などと言っていたっけ。でも、それから娘も少しはおとなになりました。人としての感情や情緒面も、多少は成長しているかもしれない。
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