風土記のなか完全な形で残る唯一のいのに道、西をめざす道。正西道という。古代から連綿と歩きつがれてきた道は、いまものどかな風情をたたえている。また。桂北道と平行して、出雲国分寺から真っすぐ南北に延びる道がある。この道も天平古道といわれる古代の道だ。出雲国分寺跡は、国庁跡から北へ、柾北道と天平古道をたどって約15?、15分。聖武天皇が国分寺世立を発噸し、諸国に詔勅を下して造営させたのが天平13年(741)。出雲国分寺も、南門から北ヘー直線の中軸線上に。中門・金堂・講堂・塔・僧房と並び、回廊が巡らされていたという。現在は各堂宇の基壇松江周辺礎石などが復元・整備され、往時の隆盛ぶりをしのばせている。
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