最初のコンセプト、イメージを決めるのは、あくまで社長の現ビームス社長だ。ビームスクリエイティブ立ち上げ時からのスタッフで、店舗のグラフィック、パッケージング、インテリアのデザインを統括するTは、もともとは、パッケージなどの印刷物を担当していた。店舗企画に関わるようになったのは、88年のインターナショナルギャラリービームス京都からだったという。「社長が、店の作り方のアイデアに悩んでいたんで、こんなのどうでしょう?って、絵を描いてみせたんです。そしたら、内装は、これからオマエがやれ、つて(笑)」(関係者) Nは、バイトから、社員になり、インターナショナルギャラリービームス店長、バイヤーアシスタント、MDなど経て、現在、ビームスのプランディング全体の仕事に携わっている。元々建築デザインに興味があったこともあって、やがて店舗のディスプレイ、インテリアデザインなども、やはり現ビームス社長のはからいで担当するようになった。北欧デザイン、民芸などにも造詣が深く、語学も達者でビームスが定期的に行っている英国のビスポークスーツ、靴の窓口も兼任している。食にもうるさい。タレント揃いのビームスのなかでも、とりわけ勉強家で多才な人物だ。昨年、今年と続いた、原宿・渋谷のリニューアルも、このふたりの仕事だった。このふたりと現ビームス社長とのキャッチボールはどのように行われているのだろう。