出荷システムの導入の決断

2010-12-22

出荷システムの導入を決断したとき、資金調達には大変な苦労を経験した。「ベンチャーには資産がない」事実と、その当時の銀行のスタンスである、「担保がなければ貸せない」現実の壁は大きく、半年がかりで銀行と交渉を重ね、全ての資金を調達した。そして、苦労の果てに、晴れて自社システムの開発がスタートすることとなった。なんとか融資を得て導入したシステムは、予想以上の効果があらわれた。一日中パソコンの前から離れることなく実務に追われていた私に、時間ができたばかりでなく、人件費削減にもつながり、資金的にも楽になれたのがなにより嬉しい効果だった。0円に近い資金で始めた小さな事業は、4年の歳月とともに大きく変貌を遂げた。いまでは、十数台のサーバーが、自社アプリケーションによって稼働している。また、安定したサービスを提供するための専用線も万全に整えた。しかし、これらは、少しずつ利益を積み重ね、そのときの必要に迫られて整えた結果なのだ。最初は小さな利益を積み重ねる。そして、大きく転換することによって、次のステージが確実に見えてくる。