さらに考えて欲しい。俺は、靴をきれいに並べろ、と言いたいわけじゃない。靴が並んでいない状態を恥ずかしく思わないのか、と問いただしたいだけだ。同じことを言っているようで全然ちがう。靴をきれいに並べるというのは、言うなれば「きちんとした気持ちで生活できる」コツのようなものであって、その人の人間性を本質から解決してはいない。学ぶこともそれと同じだ。ただ単に知識を頭に詰め込んだだけでは「それとまったく同じ問題が出ないとできない」とか、「同じ状況じゃないと判断できない」とかくらいの力しかつかない。それよりも、「考える力を身につけて別の問題にも応用がきくかどうか」が本当に必要なことであって、それは「将来、社会に対応できる力があるかどうか」にもつながってくる。そういうところを徹底的に予備校では重視している。