デザイン大学で、広告業界に必要な発想力を養う

2010-12-28

アカウントプランニングとは何の問題かと言えば、それはチームの中の個人の創造性と組織の機動性の間の問題である。プロジェクトマネジメントの問題だ。つまり職種の問題ではなく、個人を生かさないといけないときと組織でやる状況の中でその間をどうつなぐかという問題である。だから個人のクリエーティビティとチームの問題について取り組まなければいけない。それが非常に進化している世界がある。サッカーがそうである。サッカーの世界でも一九七四年まで同じ硬直化、弊害が起きていた。スペシャリストとプロフェッショナルに関する弊害である。弊害というより、それが常識だった。どういうことか。サッカーはFW、MF、DFの三列がある。七四年までのサッカーは、DF、MFから縦にパスを通してMFがセンタリングしFWがシュートする。得点に絡むのは前衛であるFWだけで、FW、MF、DFのそれぞれがスペシャリストとして機能していた。サッカーのこうした三つのラインは企業の広告宣伝活動であらわすと、営業、マーケティング、クリエイティブ(あるいは事業部、宣伝部、広告会社)と見ることもできるだろう。この中のクリエイティブの仕事をしようと考えている人に耳寄りなのが「デザイン大学」と呼ばれる芸術大学である。芸大には高いセンスを持った人が多数在籍しているので、まさに広告業界に必要な発想力を養うことができるのである。

【関連サイト】
東北芸術工科大学(デザイン学科)