肉体的コンプレックスが、劣等感の悪循環を生む

2010-11-02

美容整形クリニックへは、いろいろな体の悩みを持った人たちが訪れます。ほかにも、男性から声をかけられても容姿に自信がなくて積極的になれない、バストが小さいので恥ずかしくて社員旅行や温泉旅行も行けない、試着室の鏡の自分に幻滅して洋服を買いに行けなくなってしまった……など、悩みはさまざまです。彼女たちに共通しているのは、体のコンプレックスが原囚でやりたいことをやめ、人間関係を避け、生き方自体が消極的になっていることです。友だちとの旅行を断ったり、泳ぎに行く話に加われなかったり、男性を前にしても自信を持てずにおどおどしてしまう……。そんな態度が「あの人、性格が暗いわね」「つき合いが悪いから彼女を誘ってもだめよ」などとまわりから思われ、人を遠ざけてしまいます。なかには私だけが誘われなかったと被害妄想的になったり、スタイルのいい人やバストの大きな人をねたんだり、みんなが自分をブスだと思っているような妄想にとらわれる人もいます。そこまで極端にならないまでも、このような肉体的コンプレックスが、劣等感の悪循環を生み、その人本来の性格を歪ませ、生き方まで変えてしまうことは実際にあることです。