アメリカでは、2002年9月にアメリカの会計基準設定主体である財務会計基準審議会(FASB)と国際会計基準審議会(IASB)との間で交わされたノーウォーク合意により、両者の会計基準の積極的な統合を推し進めていくことになり、統合のための数々のプロジェクトが進んでいます。このような環境において、日本の会計基準設定主体であり、IASBのリエゾンとして機能する役割も担っている企業会計基準委員会(ASBJ)は、IFRSの動向に注目した会計基準の設定を検討しなければなりません。このため、IFRSを理解することは、IFRSの適用が求められる可能性がある欧州市場で資金調達を行っている日本企業に限らず、その他の日本企業にとっても重要になってきています。