オポチュニティに強くあれ

2012-02-01

思は、心に懐かしく、心をめぐらす、記憶する、もくろむ、感ずる、期待する、信ずる、といった心の動きを表す言葉として使われています。「かむかえ」のように照合するといった客観的な意味はないわけです。このふたつの「思」と「考」が加わってこそ強いものになるといってもよいわけでしょう。新しいビジネスの環境づくりは、ジンクがベースになるわけですが、それこそ真の意味での思考力が要求されるものです。英語教室を開こうというわけではありませんが、オポチュニティとチャンスの違いもはっきりしておきましょう。

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オポチュニティという言葉をマーケティングの分野では市場や製品をつけて、マーケットーオポチュニティとか、プロダクトーオポチュニティといった使い方をします。これを市場機会、そして製品機会と訳しても誤訳ではありませんが、チャンス(○回目の)も機会と訳すので、誤解を生む恐れがあります。チャンスは棚からボタモチのように偶然訪れる機会ですし、オポチュニティは意図し努力している人に訪れる機会です。日本語にはこのふたつの機会を区別する言葉がないのです。オポチュニティは単語を見ればわかるように港に向かって行くという意味の語です。15、16世紀にヨーロッパの人たちが喜望峰を回り、万里の波濤を越え東南アジアから香料、絹、陶磁器といった当時のヨーロッパ人が手に入れたいと思っていた東方の産物を積んで帰ってきたとき、どの港に船をつければもっとも利益をあげることができるか、ということからきた言葉だそうです。その意味から、私たちはチャンスを待つというよりも、オポチュニティに強くありたいと願うものです。